高層マンションの1階に住むHさんも静かな環境に申し分がなかった。ただし、ゲリラ豪雨が来て水浸しになるまでは……。ある日、ゲリラ豪雨が洪水となって、Hさんの部屋を水浸しにしてしまった。ただし、すぐに水はひいたために、表向き問題は何もなかったように思えた。デベロッパーの担当者も駆けつけたが、問題ないと判断して、数週間が経ったある日……。部屋がカビ臭いことに気がついたHさん。専門の業者に頼んで、床下を開けてみると、なんと、二重床に水がたまっていた。
[参考サイト]
> 西葛西の賃貸
> 西川口のマンション
> 四街道市の中古住宅
> 北赤羽のマンション
> 印西市の分譲マンション
その一部がカビになってしまい異臭を放つようになっていたのだ。この物件を検査することになった日本建築検定研究所の専門家はこう語る。「このケースでは業者の担当者が二重床のデメリットを十分に理解していなかったことから深刻な事態になりました。二重床でデメリットが出るのは、1階部分です。それ以外の階であれば、下の階への雨漏りとして形に現れるので、すぐに業者に対応を依頼できますが、1階部分だと誰も気がつかないままに二重床に水がたまり、カビがはえるなど、衛生上よくない環境になってしまうのです」。驚くべきはこの業者の担当者、専門家に二重床と指摘されるまで、そのデメリットにすら気がつかなかったのだという。販売する際には、メリットばかりを強調するが、デメリットはないがしろにされているようだ。結局、この二重床は全面改修という形になったが、できたばかりの高層マンションの二重床で発生したカビに専門家は驚きを隠せなかったという。