四種の換気のどのシステムを用いる場合でも、必要な換気量の計算は、(1)建物規模、(2)部位別換気量、(3)人員数、に応じてそれぞれ計算し、その中のもっとも大きな数字を設計数値として使用します。建物規模とは、建物の全容積の空気を何回入れ替えるかによって決まるもので、一般的には一時間に〇・五回としています。部位別換気量とは、キッチンや浴室ならそれぞれ一時間当たり最低五〇立方メートル、トイレなら三〇立方メートルなければ生活上不都合があるという基準で設けているものです。この計画換気では、各部位ごとに決められた量の排気をきちんと確保し続けることが大切です。分岐型のダクト配管は、どこか一ヵ所の排気口を締めると、他からの流入が増え、コントロールがたいへんむずかしいので、竣工時に、各排気口の排気量を測定しながら調整するか、アルデ社の特許のように、排気管ごとに排気量が一定になるフィードバック機構をもったものにする必要があります。また、この計画換気は、二四時間行なわれている必要があります。
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