日本の家づくりの歴史を紐解くと……

2011.09.30

そもそも日本の家づくりは、昔はその土地土地にいた優秀な棟梁と呼ばれる大工さんたちが支えていました。1970年ころからハウスメーカーが乱立し出し、その資金力と宣伝力で瞬く間に成長を遂げ、やがて地場の工務店や職人たちはハウスメーカーの下請けに参入せざるをえない状況になっていきました。バブル期を迎え、効率的金もうけ主義が横行し、手づくりから工業化の道へ突き進み、世界に誇る日本の職人たちはやがて現場を離れ
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地下室を手に入れる条件は十分な調査と費用

2011.09.30

実際にコンクリートを流し込んだ際の生コンクリートの納品伝票を見てみると、ミキサー車の手配が悪く、ミキサー車がプラント(生コンの工場)を出発してからかなりの時間が経過していたことがわかりました。コンクリート打ちこみの際の技術的な常識を逸脱した施工ですから、すべて解体してやり直しをさせましたが、施主側にとってみれば工期が大幅に遅れることになり、ハウスメーカーにとっても数千万円の、本来必要ではない無駄な
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人間の健康にダメージを与えるかといった視点

2011.09.30

自然食品がブームで、食べ物の添加物や農薬の問題を気にしても、住環境がどれだけ人間の健康にダメージを与えるかといった視点も欠けています。「住宅は二〇年ももてばいい」といった心識で短命な住宅を受け入れてきた背景には、世界中の森林を破壊しているという悲しい現実も忘れられません。短命で不健康な「高断熱・高気密」の住宅が、現在、日本中に蔓延しているのは確かです。しかし、強調したいのは、「高断熱・高気密」住宅
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管理会社の役割

2011.09.30

大規模修繕工事を運営する際の、管理会社の役割も微妙な立場にある。もともと管理会社の仕事は、請負業務と委託業務の両面をそなえている。清掃などは明らかに請負業務であるし、管理組合運営協力などは委託業務の性格が強い。この請負業務と委託業務の幅のとり方が管理会社の性格を決めている一面があり、その結果として管理会社によって大規模修繕工事へのかかわり方がちかっている。大きくは、アドバイスだけをして大規模修繕工
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集めた資料を管理組合でチェック

2011.09.30

集めた資料を管理組合でチェックし、必要におうじて区分所有者宅に出向いて直接点検することも必要になる。バルコニーまわりには、いくつかのチェックポイントがある。その代表的なものが、揚げ裏部分の貫通ひびわれである。貫通しているかどうかは、エフロレッセンス(白色の溶出物)の浸出でわかる。このようなひびわれは、中性化による鉄筋腐食を引きおこすので、補修が必要になる。コンクリート手すりにもひびわれが生じやすい
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計画換気をしていると、水蒸気も家のなかにこもらない

2011.09.30

四種の換気のどのシステムを用いる場合でも、必要な換気量の計算は、(1)建物規模、(2)部位別換気量、(3)人員数、に応じてそれぞれ計算し、その中のもっとも大きな数字を設計数値として使用します。建物規模とは、建物の全容積の空気を何回入れ替えるかによって決まるもので、一般的には一時間に〇・五回としています。部位別換気量とは、キッチンや浴室ならそれぞれ一時間当たり最低五〇立方メートル、トイレなら三〇立方
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個々には問題がなくても、怖いのは複合汚染

2011.09.30

住まいのなかで化学物質を放出するものは、建材や家具のはかにもたくさんあります。蚊取り剤やスプレーなどの殺虫剤、衣類やトイレの防虫剤などもそうです。東京都が一九九〇年度と九一年度に、殺虫剤を使ったあとの室内濃度を調査したところ、使用直後の濃度は高く、そのあとしだいに低下するものの、一犬百聞は成分が残留することがわかりました。殺虫剤は、有機リン系の農薬と同じ成分です。行政やメーカーでは、「使用している
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風が吹きける家であるべき

2011.09.30

ここ20年のスパンで見ても、本質から離れたところで住まいが語られ、「売り」の商品が目まぐるしく変わり、購買層を惑わせてきたと言わざるを得ません。しかし、どんなに流行があっても、本質的なものでない以上、購買者の熱がやがて冷めていくことは、過去の事例が示しています。例えば、ハウスメーカーは24時間換気制御と誇らしげに言いますが、断熱サッシで窓を閉め、モーターの音が絶えず唸っている部屋よりは、そこまでの
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電気温水器のメリット

2011.09.30

(1)何といっても安全なのは、点火・消火・種火の確認などという煩わしさは不要で、蛇口をひねるだけで給湯されます。電気ヒーターで加熱する方法なので、燃焼方式とは違って空気を汚さずにお湯を沸かすことができます。(2)電気温水器は、燃焼音や運転音がまったくしないので実に静かです。都会で敷地の狭い住宅地でも、近隣に気をつかうこともなく、約一平方メートルのスペースがあれば、隣家に接する所に設置しても迷惑がか
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抜かずの宝刀、規制区域制度

2011.09.30

なぜ昭和62年の改正で新たに監視区域制度が設けられたかというと、実際に政府や自治体が規制区域を指定して許可制にすると、実際には届け出のあった土地の厳密な評価をはじめとして、大変な負担が自治体にかかってきて、容易に実施に踏み切れないという事情があった。そこでこれをより緩やかな形で、自治体にもそれほど負担がかからないように実施できる制度として設けられたのが監視区域制度である。より専門的な理由としては、
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